山田さぶろうの

今、漫画を描くことは私にとって
いつか終わってしまう自分の人生で
やりのこした事がないように、後悔しないために
私のために描いているところがあります。

そんな漫画を自分以外の誰かが読んでくれて
感想を頂けることは
私にとってこれ以上ないくらい嬉しいことです。

漫画を読んで下さった方から
ある曲をあてはめながら読んでいるという感想を頂きました。

「目を閉じれば　大事なものが見える」

そんな歌詞が含まれています。

こんなに優しい曲を思い浮かべていただけて本当に嬉しく
また、自分が自分のために描いたような
拙い物語を読んでいただいたことに感謝です。

たまたま、誰かの目にふれて、たまたま気に入ってくれたりしてもらえた
その事実だけでまだまだ頑張れそうです。

日常の日々は決して全てが素敵ではなく
逃げ出したいこと、目を背けたいことがどうしてもあります。
そこから一時でも離れることの出来る創作活動は本当に救いです。
これをやっていてよかったと心から思えます。
商業ではないからこそ自分だけの自由な空間を作り上げる事が出来るのも良かったです。


今回は気に入ったページにグラデーションマップで少し色付けしてみました。
便利ですねグラデーションマップ。

今回8話電車は前後編に分けました。

一人で漫画を地道に描くことのなんとゴールの遠いこと・・・
気長に更新を待っていただけたら幸いです。

「フギンとムニン」
この名前だけでピンと来る方はいらっしゃるかもしれません。
ゆう子、りあるの行く末、作者の私も無事を祈って描いています・・・
 

 


久しぶりの更新です。

物語の説明が必要な場面は説明だけに偏らないよう気をつけました。
説明なんかより二人のやり取りやそれぞれの気持ちが伝わるのが良いかなと。

前々からやってみたかった思わせぶりな新キャラ登場で引き、といヤツも出来て満足。
以前、妖怪をテーマにした時にできた烏天狗のキャラクターですが
世界各地に鴉モチーフの伝説があってくれたおかげで
キャラデザを変えずに済みました。

今現在豪雨が心配ですがなるべく早く次回更新目指したいです。

「ゆう子とりある」
2018年に最初のネームを描いた時はごく普通の中学生二人の日常ものでした。
それから紆余曲折あって2019年の暮れに「個人で描ききってしまおう」と思い
それまで少しアップしていたコンセプト的な１～２ページの短編から
本編へなだれ込む形となっています。

下の絵の背景にある割り印は、途中で「妖怪」をテーマに
という方向に設定が付与されたときに作った
「妖怪区役所」のハンコのデザイン
（といってもフリーフォントを使わせてもらった・・・）です。
ちょっと気に入ってたのでアップしてみました。
この設定はもう無くしてしまったのでこのハンコもこれきりでしょう。

それまでpixivにアップしていたネーム状態のものは今後の物語と混同されるのを
避けるため現在は非公開にしました。

私事ですが、今、人生の過渡期にさしかかっており
正直今月後半からの自分の日常がどのように変化してしまうか
想像も付きません。
漫画が描ける環境や時間が整えられるかも分かりませんし、
さらに世界的な混乱も続いています。

不安な気持ちをどうにかしたくて今、私は
こうして文章に書き起こしている次第です。

自己満足な作品ですが
またネットに続きをアップ出来るように頑張ります。

そしてpixivなどで偶然でも読んで頂けてとても嬉しいです。
ありがとうございます！

物語は展開していきます。

出版社への持ち込み時にあった設定は取捨選択し
「ゆう子＝実行者」「りある＝観察と分析」の役割分担はそのまま引き継ぎ
当初思い描いていたゴールを目指す事が出来そうです。

大ジャージのゆう子、描けて良かった！超楽しい！